10WのAC/DC電源(例:RAC10-12SK/277)の典型的な効率/負荷グラフを見てみましょう。
過負荷時の効率のグラフは、すべての負荷が約20%以上の場合は非常にフラットで、これは良いことですが、50%の負荷(5W)では、効率は電源電圧に応じて77%から81%の間で変動します(図1、オレンジ色線)。一方、負荷100%の場合は、入力電圧にかかわらず効率は83%で一定です(図1、青線)。
この差は大きなものではありませんが、77%の効率は供給されたエネルギーの30%が熱として無駄になっている一方、83%の効率は20%しか無駄になっていないので、消費電力を大幅に削減できます。仮に、この電源をRAC05-12SK/277のような5W定格の同等品に交換した場合、電源電圧にかかわらず、効率は常に83%となります(図2)。
過負荷時の効率のグラフは、すべての負荷が約20%以上の場合は非常にフラットで、これは良いことですが、50%の負荷(5W)では、効率は電源電圧に応じて77%から81%の間で変動します(図1、オレンジ色線)。一方、負荷100%の場合は、入力電圧にかかわらず効率は83%で一定です(図1、青線)。
この差は大きなものではありませんが、77%の効率は供給されたエネルギーの30%が熱として無駄になっている一方、83%の効率は20%しか無駄になっていないので、消費電力を大幅に削減できます。仮に、この電源をRAC05-12SK/277のような5W定格の同等品に交換した場合、電源電圧にかかわらず、効率は常に83%となります(図2)。