一方、UV LEDは、水銀放電ランプに比べて柔軟性が高く、堅牢で、耐湿性に優れ、低電圧で動作し、コスト面でも優れています。また、UVA(315-380nm)、UVB(280-315nm)、UVC(200-280nm)またはこれらの混合波長を発生させることができ、異なるタイプのLEDを選択することで、より簡単に調整することができるのも大きな利点です。
同じデザインのUVランプでも、MRSAなどの二次感染を治療するために、皮膚や目に有害な影響を与えず低線量の近可視光UVAを照射したり、RNA/DNA分子のピーク吸収波長である265nmに微調整して、ウイルスやバクテリアの複製を阻止する高強度UVCを照射したりすることができます。また、LEDは水銀灯に比べて調光しやすく、より正確な照射が可能です。