RECOMは、SnapEDAの新しいデジタルモデルによりエンジニアの設計を迅速化します。

RECOMは、SnapEDAの新しいデジタルモデルによりエンジニアの設計を迅速化します。 News Image
コロラド州デンバーおよびカリフォルニア州サンフランシスコ(2019年12月11日)- 本日、電源製品のグローバルメーカであるRECOM Powerは、電子部品の選定と設計の最大プラットフォームであるSnapEDAとの協業により、全製品のデジタルモデルを発表しました。

RECOMのカタログにあるシンボルとフットプリントが、RECOMおよびSnapEDAのWebサイトから無料でダウンロードできるようになり、エンジニアの電気設計を迅速化しました。

回路設計において、回路基板上の各コンポーネントのデジタルモデルが必要ですが、その開発には時間が掛かり、繰り返しが多く、またエラーが発生しやすいプロセスであり、エンジニアにとって最も重要なこと - 考えうる最もインパクトのある製品を設計および創造することを妨げる場合があります。RECOMとSnapEDAの新しい協業により、エンジニアは回路図とPCBレイアウトにモデルをドラッグアンドドロップするだけで、すぐに革新的な設計を開始することできます。


このリリースに含まれるRECOM製品には、コンパクトで高品質のAC/DC電源、DC/DCコンバータ、LEDドライバ、スイッチングレギュレータがあります。例としては:

  • RAC05-K/480-5W - 1” x 2”パッケージで480VACに対応したAC/DCコンバータ。
  • RPM - DOSAフットプリントと99%の効率定格を備えたDC/DC SMDスイッチングレギュレータ。
  • RBB - 95%の効率定格と7µAのスタンバイ消費電力を備えたDC/DC バック/ブーストコンパクトスイッチングレギュレータ。
  • REM1/REM2 - SIP7およびSIP8パッケージの国際認証1W-2W医療グレードDC / DCコンバータ。


SnapEDAのCEO兼創設者であるNatasha Bakerは、次のように述べています。「開発プロセスを簡素化および加速化することが重要というビジョンが完全に一致するRECOM Powerと協業できることを嬉しく思っています。RECOMは、ほとんどの電子部品に不可欠である電源の統合を簡素化することでこれを実現しています」。

RECOM Power Inc.の社長であるChristoph Wolfは次のように述べています。「SnapEDAは、PCB設計に携わるエンジニアに広範なデジタルコンポーネントライブラリを提供します。この素晴らしい資産を使用でき、また我々のWebサイトでも利用できることに大変感謝し、この有意義な協業を楽しみにしております」。

シンボルとフットプリントは、必要に応じてRECOMまたはIPC規格で提供される推奨ランドパターンから作成されています。Altium、Autodesk Eagle、Cadence OrCAD&Allegro、KiCad、Mentor PADS&DXDesigner、およびProteusと互換性があります。SnapEDA製モデルは 99.9%の精度を持ち、同社が特許出願中の検証技術で実証されています。

モデルはRECOM PowerおよびSnapEDA両社のWebサイトから無料で入手できます。

SnapEDAについて

SnapEDAは、自由で革新的な設計を可能にする世界を信じています。障壁を打ち破り、エンジニアが最も重要なことにより多くの時間を使い、より良い製品で素晴らしい世界を作れるよう努力します。私たちは最大のエレクトロニクスライブラリとして、当社のWebサイトおよびPCB設計プラグインから、回路基板設計用の数百万のデジタルビルディングブロックを提供しています。製品開発期間が数週間短縮されるので、設計者は最も重要なもの、つまり最高の製品設計に集中できます。毎年100万人以上のエンジニアがSnapEDAを使用して、医療機器から電動飛行機まで、数十万ものユニークな製品を開発しています。SnapEDAはY Combinatorと個人投資家から資金提供されています。詳細については、www.snapeda.comをご覧ください。