RECOMは、多くの
eモビリティアプリケーションの電力変換ニーズを満たす
幅広いAC/DCおよびDC/DCコンバータを製造しています。
RMODシリーズ の安定化DC/DCコンバータ(図2)は、
オフハイウェイ電気自動車用に特別に設計されており、HVトラクションバッテリーから低電圧ネットワークに電力を供給します。 RMOD製品 は、非常に頑丈でコンパクトな密閉ユニットです。同社は、冷却ファンを必要としないシャーシマウントが可能な300Wから600Wまでの幅広いソリューションを提供しています。最大120VDCまでの非常に広い入力電圧範囲を備えたRMODシリーズは、公称24V~96Vのバッテリー駆動システムを搭載した電気自動車に最適です。
多くのオフハイウェイEVの特徴の1つは、電子モジュールが天候から保護されていないことです。RMODシリーズは、防水・防塵ハウジング構造のため保護エンクロージャを必要とせず、車両のどの位置でもシャーシに機械的および熱的に直接接続できるため、非常に過酷な条件下でも確実に動作します。
RMODシリーズのDC/DCには、300W、400W、および2つの600Wバージョンが含まれます。
RMOD600-W は、24V出力で33.6V~96Vの入力範囲(125V/5分)を特徴としています。
RMOD600-EW は、13V出力と33.6V~125Vの広い連続入力範囲を特徴としています。どちらのバージョンも、最大で5分間、24Vまで動作可能です。RMODファミリーは2.5kVDCまで絶縁されており、IEC/EN/UL/CSA 62368-1の
認証 を取得しています。周囲温度85°Cまでディレーティングなしでベースプレート冷却動作を行うように設計されています。
RMODシリーズの全製品が塵や水の侵入に対してIP67で、RMOD400/600に関してはIP69Kで保護され、温度サイクル、衝撃と耐久性、湿度/熱サイクル、振動、機械的衝撃、塩水噴霧に対する耐性に関するEN 60068規格の認証を受けています。これらの認証と包括的な電気的保護により、RMODシリーズは、オフハイウェイEVや
産業用マテハン機器などの厳しいアプリケーション環境下で露出したエリアに設置するのに最適となっています。