絶縁電源向けトランスドライバ内蔵IC

RECOM RVP007 full-bridge power IC with integrated MOSFETs
RVP007 は、コンパクトな絶縁電源向けに、フルブリッジ駆動、プログラム可能なスイッチング周波数、保護機能を一体に内蔵しています。

RECOM は、入力電圧範囲 4.5~24V の絶縁電源向け内蔵トランスドライバである RVP007 をラインナップに追加し、パワー IC の製品群を拡充しました。本 IC はフルブリッジ回路を構成する 4 つのパワー MOSFET を内蔵し、外付け部品点数を抑えたコンパクトな電源ソリューションを実現します。用途設計に応じて、出力電圧の異なる出力電力 1~20W の絶縁電源を構成可能です。

フルブリッジ動作に加え、RVP007 は LLC 方式にも対応しています。この動作モードにより電磁妨害(EMI)の低減と電源効率の向上が図れます。スイッチング周波数は CLK ピンによりプログラム可能です。外付け設定抵抗がない場合の標準内部周波数は 250kHz で、外付け抵抗を使用すると 75~750kHz の範囲で調整できます。

本 IC は制御された起動のため、ソフトスタート機能を内蔵しています。デッドタイム制御により、対向するスイッチが同時にオンすることを防ぎます。さらに RVP007 は入力過電圧保護、電流制限、ならびに自動復帰機能付きの短絡保護および過温度保護を搭載しています。規定動作温度範囲は - 40℃~+125℃です。

代表的な用途としては、IGBTおよび SiCゲートドライバ用絶縁電源、分散制御システム(DCS)、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)などの産業制御システム、無停電電源装置(UPS)、太陽光発電用インバータが挙げられます。その他、通信機器、無線機器、精密計測器、医療機器用電源にも使用可能です。パッケージはサイズ 5×6mm の ESOP8 です。

RECOM のパワー IC およびソリューション事業部プロジェクトマネージャーである Sven Krumpel は、「RVP007 は、小型絶縁電源向けの内蔵型フルブリッジソリューションをエンジニアに提供します。プログラム可能なスイッチング周波数、LLC 方式への対応、各種保護機能を内蔵していることから、本 IC は多様な電源設計に柔軟に組み込むことが可能です」と述べています。
アプリケーション
  シリーズ
1 RECOM | RVP007 Series | IC, SMD
Coming Soon
  • Full-bridge topology
  • Supports LLC topology applications
  • High level of integration with minimal external components
  • Integrated 0.15Ω NMOS